JICA本部のUSM SATREPS 研究棟訪問
JICA本部・地球環境部の浅岡課長と吉村担当は2024年11月21日にUSMのSATREPS OPT研究棟を訪問し、明日以降に開催されるSATREPSセミナー、第6回JCC会議、並びに各種関係機関との協議に向けたプロジェクトの進捗・成果及びポストSATREPSの方向性等についての事前打合せを行いました。
JICA本部・地球環境部の浅岡課長と吉村担当は2024年11月21日にUSMのSATREPS OPT研究棟を訪問し、明日以降に開催されるSATREPSセミナー、第6回JCC会議、並びに各種関係機関との協議に向けたプロジェクトの進捗・成果及びポストSATREPSの方向性等についての事前打合せを行いました。
SATREPS OPT プロジェクトの日本側、マレーシア側代表であるJIRCAS小杉教授とUSMスデッシュ教授、及びJIRCAS鵜家研究員がUSMのラフマン副学長を表敬し、10月20日から23日にペナンで開催予定のISBP2024(The International Symposium on Biopolymers) 及び同会場で10月22日に開催予定のJCC会議、セミナー開催についてのスケジュールの詳細説明を行いました。
本プロジェクトのミニ・シンポジウムを2024年10月22日にマレーシアのペナンで実施いたします。こちらは、国際バイオポリマーシンポジウム(ISBP2024)の特別イベントとしての開催となります。ISBP2024へ登録された方は自由に参加することができます。皆さまのご参加をお待ちしております(https://isbp2024.com/project-session/)。
マレーシア最大級の農業展示会MAHA 2024のJapan PavilionにSATREPS OPTプロジェクト(JIRCAS)の展示ブースを9月19日から22日までの4日間出展しました。農業・食料業界関係者や一般来場者にブースへ訪問いただき、プロジェクトについて説明する機会を得ました。また、展示初日の19日にはマハティール元首相も日本パビリオンを訪れ会場は多くの人で賑わいました。
クルアン・パイロットプラントでは継続的にオイルパーム古木(OPT)をクルアン周辺のプランテーションより調達しています。トラックに積まれたOPTの写真では普通の丸太のように見えますが、水分が70-80%含まれています。OPTはチッピング、浸漬洗浄、摩砕、乾燥、成形をして燃料用ペレットやボードの原材料用ペレット、その他多目的用途に合わせたOPTサンプルを製造しています。
2024 年 8月 21 日、国家バイオテクノロジー研究所 (NIBM)のProf. Datuk Dr. Raha(Chief Executive Officer)、農業バイオテノロジー研究所(ABI) のDr. Seetha (Director)及び関係する研究者たちとポストSATREPS OPTプロジェクトに関する協議を実施しました。SATREPS OPTプロジェクトの成果の活用に留まらず、パームバイオマスの多様な有効活用のアイデアを盛り込んだプロジェクトの可能性が議論され今後の方向性が確認されました。
10月にペナンで開催予定の第6回JCC会議に先立ち、プロジェクトメンバーであるマレーシア森林研究との研究進捗会議を実施しました。また、FRIMに設置されたJIRCASの既存設備を活用した今後の共同研究の可能性についても議論されました。
SATREPS OPT プロジェクトの日本側、マレーシア側代表であるJIRCAS小杉教授とUSMスデッシュ教授、及びJIRCAS鵜家研究員がUSMのラフマン副学長を表敬し、近況報告及び10月の最後のJCC会議、セミナー開催予定について説明を行いました。また、同時開催の国際会議ISBP2024 (https://isbp2024.com/) についての説明も行い、ラフマン副学長の参加を要請しました。
プロジェクト代表機関の国際農林水産業研究センター(JIRCAS)よりマレーシア理科大学(USM)との共同研究「パーム古木のデンプン蓄積メカニズムを解明 ‐環境負荷軽減に貢献する持続可能なパーム産業の実現へ‐」と第する研究成果が発表されました。詳しくは下記ご参照ください。JIRCASホームページ(https://www.jircas.go.jp/ja/release/
2024/press202408)
2024年7月17 – 18日にNational Bioeconomy Showcase 2024がWorld Trade Center Kuala Lumpurにおいて開催されました。SATREPS OPT(パーム古木)プロジェクトではOPTERAZ社の協力のもと、展示ブースにおいて、パネルによるプロジェクトの紹介、OPTを中心としたパームバイオマスを活用した燃料用ペレット、原材料用ペレットおよびファイバーサンプル、各種ボード等の展示を行いました。会場にはアンワル・イブラヒム首相や科学技術革新 省(MOSTI)の大臣、副大臣も見学に訪れ、ブースにも多くのバイオマス事業関係者の方々に訪問いただきました。