研究テーマ-4(アウトプット-4)
パーム農園への再植林による持続可能な土地管理の展開
OPT高付加価値技術が社会実装された場合のパーム産業の持続可能性を議論するために、以下の3項目を目指す。
- 分析フレームワークの開発
経済・社会・環境それぞれの影響を把握し、定量的に評価するとともに、それらを総合的に評価できる分析フレームワークを開発する。 - サステナビリティの実証分析
マレーシアの具体的なデータを用いたサステナビリティ評価の実施。 - 政策分析/評価
OPTの高付加価値技術を導入したパーム産業全体の持続可能性を高めるための政策手段を検討する。
研究内容
実施方法として、以下のライフサイクル環境負荷の違いを算出する。
- パームバイオマスを積極的にリサイクルしない場合(ベースラインシナリオ)
- パームバイオマスを積極的に再利用する場合A[パーム核シェル(PKS)、パーム空果房(EFB)、アブラヤシ幹(OPT)、アブラヤシ葉(OPF)を個別に再利用する場合]。
- 積極的にリサイクルする場合 B(一貫工程で全てリサイクルする場合)。

LCA(ライフサイクルアセスメント)モデルのスコープ設定