イベント





イベント情報

MPOBとの協議

2024年10月29日、MPOBにおいて、プロジェクトの成果および今後の展望について協議が行われました。特にパーム古木の農園からの持出しの可能性については、MPOBが実施している農園レベルでの研究成果は非常に重要であり、現段階では30%~50%を持出しても農園運営に大きな影響はないであろうというデータが発表されています。MPOBでは引き続き長期視点で研究を継続すること、そして今後もPost-SATREPSを見据えた協力関係の確認が行われました。

ABI/MOSTI/Cradle/MRANTIとの協議

2024年10月28日、プトラジャヤのABIにおいて、ABIからの招待に応じて、MOSTI、CRADLE、MRANTIが会議に参加しました。SATREPS OPTプロジェクトの成果活用やフードセキュリティの分野での今後の共同研究の可能性、省庁間の協力構築などについて議論が行われました。また、ABIの研究施設の見学ツアーも実施されました。

オイルパーム農園伐採現場見学

2024年10月26日、JIRCASとJICA本部メンバーはジョホールバル近くの住宅地への転用のため放棄された、オイルパーム農園を訪問し、オイルパーム古木の伐採現場を間近で見学する機会を得ました。現在、パーム古木は一般市場には流通していませんが、本SATREPSプロジェクトの成果を活用した社会実装の輪を広げ、持続可能な農園運営と経済発展につながることで、バイオマスの活用が定着する社会となることが期待されます。

モンクット王工科大学(KMUTT)がクルアンを訪問

2024年10月26日、タイ国のモンクット王工科大学(KMUTT)がクルアン・パイロットプラントを訪問しました。KMUTTは長くJIRCASとタイにおける研究のカウンターパート機関です。本プロジェクトの研究成果はマレーシアのみならずインドネシアやタイなど近隣諸国への横断的展開によりパーム産業の持続的発展に寄与することが望まれます。

ABI, MOSTI , Rhone Ma 社がクルアンを訪問

2024年10月25日、国立バイオテクノロジー研究所(ABI)、マレーシア政府の科学技術イノベーション省(MOSTI)、Rhone Ma社がクルアン・パイロットプラントを訪問しました。プロジェクトの成果の報告と今後の展望を説明し、またプラントにてペレット製造工程を見学いただき、今後のポストSATREPSに向けた協力関係の可能性や方向性についての協議が行われました。

ADB, IRRI, Faisalabad農業大学がクルアンを訪問

2024年10月25日、アジア開発銀行(ADB)、国際稲研究所(IRRI)、パキスタンのファイサラーバード農業大学がクルアン・パイロットプラントを訪問しました。プロジェクトの成果の報告と今後の展望を説明し、またプラントにてペレット製造工程を見学いただき、今後のポストSATREPSに向けた協力関係の可能性や方向性についての協議が行われました。

日本国大使館への表敬訪問

SATREPS OPT プロジェクトの日本側代表であるJIRCASのメンバー、JICA本部地球環境部、JICAマレーシア事務所より総勢10名で在マレーシア日本国大使館を表敬訪問し、狩俣公使はじめ関係者の皆様方へプロジェクトの成果および今後のポストSATREPSに関する計画などを報告いたしました。

第6回JCC開催(ペナン)

2024年10月22日、第6回目のJCC会議をペナンで開催いたしました。今回の会議は2019年より開始したプロジェクトの最後のJCC会議となり、オンラインとのハイブリッド形式で行われ約50名の参加がありました。日本側、マレーシア側の参画機関より課題ごとに社会実装を含む成果が発表され、プロジェクトで設定された目標を各課題でほぼ達成していることが確認されました。また今後のポストSATREPSに関わる計画も一部発表されました。

SATREPS OPTプロジェクト・セミナー

2024年10月22日の午前の部において、SATREPS OPTプロジェクト・セミナー“From SATREPS to Social Implementation – The First Step Towards Sustainable Palm Plantation Management and Palm Biomass Utilization” をペナンで開催いたしました。プロジェクト代表であるJIRCAS小杉先生、USMのスデッシュ先生による議長のもと、MPOBのMr. Zawawi、MSPOのMr. Tan、MBICのDato’ Leong、IOI PalmWood社のMr. Peterよりご講演をいただき、さらに活発なパネルディスカッションが行われました。

ISBP 2024 展示会への参加

ペナンにてISBP2024(The International Symposium on Biopolymers)が2024年10月20日から23日まで開催され、SATREPS OPTプロジェクトの展示ブースを出展しました。 開催期間中、多くの関係者の方々にプロジェクトの概要を説明し、またプロジェクト成果品であるパームバイオマスペレットや参画メンバーであるパナソニックのパーム廃材から製造された再生ボード(PALM LOOP)を実際に見学してもらうことができました。21日にはマレーシアの科学技術イノベーション省大臣のYB Tuan Chang Lih Kangにもブースへ訪問いただくことができました。

JICA本部のUSM SATREPS 研究棟訪問

JICA本部・地球環境部の浅岡課長と吉村担当は2024年11月21日にUSMのSATREPS OPT研究棟を訪問し、明日以降に開催されるSATREPSセミナー、第6回JCC会議、並びに各種関係機関との協議に向けたプロジェクトの進捗・成果及びポストSATREPSの方向性等についての事前打合せを行いました。

USM 副学長への表敬と報告

SATREPS OPT プロジェクトの日本側、マレーシア側代表であるJIRCAS小杉教授とUSMスデッシュ教授、及びJIRCAS鵜家研究員がUSMのラフマン副学長を表敬し、10月20日から23日にペナンで開催予定のISBP2024(The International Symposium on Biopolymers) 及び同会場で10月22日に開催予定のJCC会議、セミナー開催についてのスケジュールの詳細説明を行いました。

SATREPS OPT Project Mini-Symposium開催通知

本プロジェクトのミニ・シンポジウムを2024年10月22日にマレーシアのペナンで実施いたします。こちらは、国際バイオポリマーシンポジウム(ISBP2024)の特別イベントとしての開催となります。ISBP2024へ登録された方は自由に参加することができます。皆さまのご参加をお待ちしております(https://isbp2024.com/project-session/)。

MAHA 2024 展示会Japan Pavilionへの参加

マレーシア最大級の農業展示会MAHA 2024のJapan PavilionにSATREPS OPTプロジェクト(JIRCAS)の展示ブースを9月19日から22日までの4日間出展しました。農業・食料業界関係者や一般来場者にブースへ訪問いただき、プロジェクトについて説明する機会を得ました。また、展示初日の19日にはマハティール元首相も日本パビリオンを訪れ会場は多くの人で賑わいました。

クルアン・プラントへのパーム古木(OPT)の調達

クルアン・パイロットプラントでは継続的にオイルパーム古木(OPT)をクルアン周辺のプランテーションより調達しています。トラックに積まれたOPTの写真では普通の丸太のように見えますが、水分が70-80%含まれています。OPTはチッピング、浸漬洗浄、摩砕、乾燥、成形をして燃料用ペレットやボードの原材料用ペレット、その他多目的用途に合わせたOPTサンプルを製造しています。

NIBMとABIとのポストSATREPSに関する協議

2024 年 8月 21 日、国家バイオテクノロジー研究所 (NIBM)のProf. Datuk Dr. Raha(Chief Executive Officer)、農業バイオテノロジー研究所(ABI) のDr. Seetha (Director)及び関係する研究者たちとポストSATREPS OPTプロジェクトに関する協議を実施しました。SATREPS OPTプロジェクトの成果の活用に留まらず、パームバイオマスの多様な有効活用のアイデアを盛り込んだプロジェクトの可能性が議論され今後の方向性が確認されました。

マレーシア森林研究所(FRIM)との研究進捗協議

10月にペナンで開催予定の第6回JCC会議に先立ち、プロジェクトメンバーであるマレーシア森林研究との研究進捗会議を実施しました。また、FRIMに設置されたJIRCASの既存設備を活用した今後の共同研究の可能性についても議論されました。

USM 副学長への表敬訪問と報告

SATREPS OPT プロジェクトの日本側、マレーシア側代表であるJIRCAS小杉教授とUSMスデッシュ教授、及びJIRCAS鵜家研究員がUSMのラフマン副学長を表敬し、近況報告及び10月の最後のJCC会議、セミナー開催予定について説明を行いました。また、同時開催の国際会議ISBP2024 (https://isbp2024.com/) についての説明も行い、ラフマン副学長の参加を要請しました。

研究成果:プレスリリースのお知らせ

プロジェクト代表機関の国際農林水産業研究センター(JIRCAS)よりマレーシア理科大学(USM)との共同研究「パーム古木のデンプン蓄積メカニズムを解明 ‐環境負荷軽減に貢献する持続可能なパーム産業の実現へ‐」と第する研究成果が発表されました。詳しくは下記ご参照ください。JIRCASホームページ(https://www.jircas.go.jp/ja/release/
2024/press202408
)

NBio Showcase 2024展示会への参加

2024年7月17 – 18日にNational Bioeconomy Showcase 2024がWorld Trade Center Kuala Lumpurにおいて開催されました。SATREPS OPT(パーム古木)プロジェクトではOPTERAZ社の協力のもと、展示ブースにおいて、パネルによるプロジェクトの紹介、OPTを中心としたパームバイオマスを活用した燃料用ペレット、原材料用ペレットおよびファイバーサンプル、各種ボード等の展示を行いました。会場にはアンワル・イブラヒム首相や科学技術革新 省(MOSTI)の大臣、副大臣も見学に訪れ、ブースにも多くのバイオマス事業関係者の方々に訪問いただきました。

JICAのニーズ調査チームがクルアン・プラントを訪問

2024年6月27日、JICAのパーム油製造に伴う排水のパーム油残渣処理ニーズ確認調査メンバー(本多機工株式会社、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社、福岡女子大学)5名がクルアンパイロットプラントを訪問しました。SATREPS OPTプロジェクトの説明とクルアン・パイロットプラントを見学し、マレーシアにおけるパームバイオマスの多目的利用の可能性や、排水処理等に関して議論が行われました。

SATREPS OPT Project 6th JCCとセミナー開催予定のご連絡

本プロジェクトの第6回JCC (Joint Coordination Committee) 会議及びミニ・シンポジウムを2024年10月22日にマレーシアのペナンで実施予定です。JCC会議につきましてはプロジェクト関係者のみの会議となりますが、ミニ・シンポジウムに関しましては、10月20日から23日に同会場で開催されます国際バイオポリマーシンポジウム(ISBP2024)の特別イベントとして実施するため、ISBP2024へ登録された方は自由に参加することができます。皆さまのご参加をお待ちしております(https://isbp2024.com/project-session/)。

島貿易がクルアン・パイロットプラントを訪問

2024年6月8日、日本よりShima Trading Company 及びマレーシアの Shima Asia Pacificがクルアンパイロットプラントを訪問しました。SATREPS OPTプロジェクトの説明とクルアン・パイロットプラントを見学し、パームバイオマスの様々な活用法(畜産/水産業など)に関して議論が行われました。エネルギーや原材料以外の用途としての利用可能性に今後の期待が広がります。

韓国エネルギー研究所がクルアン・パイロットプラントを訪問

2024年6月7日、韓国よりKorea Institute of Energy Research (KIER)、ENR Hydropower Co., Ltd 及びSML Marine Agency Sdn Bhdの研究者ほか9名がクルアンパイロットプラントを訪問しました。SATREPS OPTプロジェクトの説明とクルアン・パイロットプラントを見学し、パームバイオマスのエネルギー利用に関して議論が行われました。

IOI Palm Wood Sdn Bhdとの協議

2024 年 6月 6 日、ジョホール州セガマットのIOI Palm Wood Sdn Bhdを訪問しました。OPT(パーム古木)を活用した彼らの事業や我々のSATREPS OPTプロジェクト研究内容についての概要を紹介し合い、有意義な意見交換が行われました。特に今後は、OPTの活用における社会実装を展開してゆくうえで、パームオイル産業全体で幅広く理解を得てゆく必要があることからもお互いに協力してゆく必要性を強く感じました。

農業バイオテノロジー研究所(ABI)との協議

2024 年 6月 5 日、National Institutes of Biotechnology Malaysia傘下の農業バイオテノロジー研究所(ABI)を訪問し、サイエンスカフェの特別セッションにて、USMのスデッシュ教授、JIRCASの小杉先生、鵜家研究員による日本への研究留学情報に関する講演が行われました。また、ABIとはポストSATREPS OPTプロジェクトにおけるパームバイオマスに関わる共同研究継続の可能性についての協議を行いました。

マレーシア・パームオイル庁(MPOB)との協議

2024 年 6月 5 日、SATREPS OPTプロジェクトメンバーであるマレーシア・パームオイル庁(MPOB)を訪問し、カウンターパートより研究進捗についての確認と今後の方針についての協議を行いました。また、10月にペナンで開催予定のミニ・シンポジウムでの講演依頼及び、同時期の上部組織プランテーション・コモディティ省(Ministry of Plantation and Commodities)への訪問に関する打合せを行いました。

持続可能なパーム油のための円卓会議 (RSPO)との協議

2024 年 6月 4 日に持続可能なパーム油のための円卓会議 (RSPO)のクアラルンプール事務所を訪問しました。本件プロジェクトの概要を説明し、持続可能なパーム油産業の発展、パームバイオマスのさらなる活用と科学技術に基づいた正しい認識の普及活動に関し、今後の協力関係について話し合いを行いました。

プロジェクト紹介記事が日経新聞に掲載

2024年5月1日の日本経済新聞夕刊「グローバルウォッチ」特集記事に本件SATREPS OPTプロジェクトの紹介記事が掲載されました。また、日経新聞電子版 (https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80393650R00C24A5EAC000/)
及び NikkeiAsia電子版 (https://asia.nikkei.com/Spotlight/Environment/Malaysia-and-Japan-test-recycling-dead-palm-trees-into-biofuel)でも配信されています。

ニコニコサイエンス・ライブ配信

2024年4月14日にニコニコ動画にて「つくばの研究機関が大集合!組織を超えて未来へつなぐ、研究機構トークリレー」が生中継ライブ配信で開催されました。プロジェクト代表機関のJIRCASより鵜家研究員が参加してパームバイオマスに関する発表を行いました。ニコニコ動画ならではの発表中の視聴者からの生のコメントがとても斬新でした。

MBICセミナーでのプロジェクト紹介

2024年3月7日にクアラルンプールにてMBIC(Malaysia Biomass Industries Confederation主催のセミナー(Seminar on Circular Economy & Innovation of the Oil Palm Industry)が実施されました。
パーム油業界に関わる官民組織より60名近い参加者に対し、USMのスデッシュ教授によるSATREPS OPT(パーム古木)プロジェクトを紹介する発表(Turning OPTs into Biobased Products & Biochemical)が行われました。OPTプロジェクトをパーム油業界の人々に広く知ってもらう大変よい機会となりました。

国際家具展示会MIFF2024への出展とクルアン訪問

2024年3月1日から4日にかけてアジア最大級の国際家具展示会MIFF2024がKLで開催され、パナソニックがPALM LOOPの家具を展示しました。また、PALM LOOPを取扱う家具メーカー様や小売企業様が3月5日には原材料となるオイルパームの伐採現場、クルアンのパイロットプラントを見学されました。こうした活動が今後のPALM LOOP製品の益々の認知拡大につながってゆくよう期待いたします。

高校生世界の架け橋養成事業のUSM訪問

2024年1月16日に北海道の高校生8名が「高校生世界の架け橋養成事業」のプログラムの一環でUSMのSATREPS OPT プロジェクト研究棟を訪問しました。SATREPS事業、パーム古木(OPT)プロジェクトの概要について説明を行い、パームオイル産業が直面している問題点やプロジェクトが目指す方向性を理解いただきました。またプロジェクトに参画しているUSMの学生に研究棟を案内してもらい、学生同士の交流を行ってもらいました。

パナソニック・メンバーのパソ観測サイト訪問

2023年12月15日にパナソニックのプロジェクトメンバーがネグリスンビラン州パソのオイルパーム農園での観測サイトを訪問しました。シロアリによるOPT分解過程でのメタンガス発生の観測手法・状況確認やOPTの搬出・活用による将来的なオイルパーム農園からの温室効果ガス放出削減の可能性などについての意見交換を行いました。

Bioeconomy Corporationとの協議

2023 年 10 月 23 日のBioeconomy Corporationのクルアン・パイロットプラント訪問に続き、今回はプロジェクトメンバーがプトラジャヤのBioeconomy Corporation事務所を訪問しました。12月6-7日に開催されたNational BIOMASS Conference 2023でのブース出展招待への感謝と今後の協力関係に向けた意見交換を行いました。

Agro-Biotechnology Institute Malaysia (ABI) 訪問・協議

2023年12月11日、ABIのDr. Seetha Kingと研究者がクルアン・プラントを訪問しました。また我々プロジェクトメンバーは12月14日にプトラジャヤにあるABIを訪問し、研究設備を見学し、今後の共同研究の可能性につき協議しました。

Formosa Petrochemical Corporation社とAgri Oils社がクルアン・パイロットプラントを訪問

2023年12月12日、台湾よりFormosa Petrochemical Corporation社とAgri Oils社の技術者8名がクルアンパイロットプラントを訪問しました。クルアンにおけるバイオマス・ペレット製造についての技術的な議論が行われました。

SATREPS POME プロジェクト (UTM) がクルアン・パイロットプラントを訪問

2023年12月11日、UTMのSATREPS POME プロジェクトからMohd Zamri教授、ラッセル調整員および8名の学生がクルアンパイロットプラントを訪問しました。今後も持続可能なパーム油産業への貢献に向けて活動する上で、お互いに情報交換させていただければと思います。

National Biomass Conference 2023への参加

2023年12月6-7日にNational BIOMASS Conference 2023がプトラジャヤにおいて開催されました。SATREPS OPT(パーム古木)プロジェクトではOPTERAZ社の協力のもと、展示ブースにおいて、パネルによるプロジェクトの紹介、OPTを中心としたパームバイオマスを活用した燃料用ペレット、原材料用ペレットおよびファイバーサンプル、ボード等の展示を行いました。

【参考】https://www.nna.jp/news/2601913
http://www.mtown.my/news/politics/20231212-006/

SATREPS OPT 研究棟へのオゾン発生装置の設置

2023 年 12 月 1 日、マレーシア理科大学のSATREPS OPTプロジェクト研究棟へオゾン発生装置を設置・試運転を行いました。今後、クルアンプラントで製造したオイルパーム・バイオマスサンプルを用いた各種実験をUSMの生物科学部と生産技術部と協力して実施してゆく予定です。

Wilmar社とのオンライン協議

2023 年 11 月 29日のWilmar社のMr. Gurcharan (Plantation Head), Mr. Philip (R&D Head), Mr. Kiaw (GM for Sabah Operation) , Mr. Asrif (AGM of Sarawak)とオンライン会議を実施しました。クルアン・プラントでのバイオマス原材料を活用したマルチプロセスによるペレット製造についての説明を行い、今後の協力関係の可能性を協議しました。特に、サラワク州への訪問とサラワクパーム農園組織への説明機会についても検討を進めることとなりました。

第2回メタンガス観察(パソ)及びq-PCR による土壌分析(USM)

パソでの2回目のパーム古木の農園放置によるシロアリによるOPT分解過程でのメタンガス発生観測が開始しました。また、USM SATREPS OPT プロジェクト研究棟にてq-PCRテストによる土壌微生物相の解析が行われました。

JIRCASシンポジウム(東京)

2023年11月17日、JIRCASシンポジウム「強靭な熱帯林と持続的な産業の共存を実現するイノベーションに向けて」が国連大学ウ・タント国際会議場で開催され、カウンターパート10名も参加しました。プロジェクト代表機関のJIRCAS小杉先生が「熱帯林保全に向けたオイルパーム古木の高付加価値化技術」について、また、プロジェクトメンバーの谷先生が「育種技術による熱帯林の強靱化と生産の向上」についての講演を行いました。また、マレーシアのFRIMからの発表もありました。

日本科学未来館見学

2023年11月15日、マレーシアのカウンターパート達はJSTの招待で日本科学未来館を見学しました。未来館では見どころをはじめにガイドの方に説明いただき、プロジェクト研究者の皆さんは暮らしや社会、そして未来に関わる科学についてそれぞれ学ぶことができました。当日は好天に恵まれ、移動で新交通ゆりかもめに乗車し、車窓から東京湾岸の景色も存分に楽しむことができました。

JICA、JST及びマレーシア大使館への表敬訪問

2023年11月15日、マレーシア側カウンターパート10名はJICA本部、JST本部および在日マレーシア大使館を表敬訪問し日頃のプロジェクト推進と協力に対する感謝を伝えました。マレーシア大使館では小杉先生よりプロジェクトの概要をアヌワ ウジィル次席大使と農務担当のジャスワン ムロプ参事官に説明し、今後の社会実装に向けた活動へのご協力をお願いしました。

第5回JCC開催@日本

2023年11月14日、第5回目のJCC会議を東京で開催いたしました。今回の会議にはマレーシア側カウンターパート機関より担当者10名を日本に招聘し、対面とオンラインのハイブリッド形式で実施しました。会議はマレーシア理科大学の副学長Prof. Dato’ Seri Ir. Dr. Abdul Rahman Mohamed議長のもと、プロジェクト関係者約60名が参加しました。

SATREPS OPTプロジェクト特別セミナー

2023年11月14日の午後、SATREPS OPT特別セミナー「パーム油産業の未来:バイオマス利用と持続可能性への取り組み」を日本で開催いたしました。プロジェクト代表機関のJIRCAS小杉先生、また、公益財団法人自然エネルギー財団の相川高信氏、立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授で不二製油グループ本社ESGアドバイザーの河口眞理子氏より持続的なパームバイオマスの活用に関するご講演いただきました。官民から合計約70名に参加いただきました。

JIRCAS(国際農研)表敬訪問

2023年11月13日、成田空港に到着したUSM、MPOB、FRIM、SIRIMからのカウンターパート10名は本件プロジェクト代表機関であるJIRCASを表敬訪問し、小山理事長、林プロジェクトディレクター、杉野企画連携部長、大森情報広報室長に日頃のプロジェクト推進と協力に対する感謝を伝えました。その後、JIRCAS内の実験室を視察しました。

短期研修生ハニスさんのマレーシア帰国

2023年5月から11月までの半年間、短期研修生として日本(JIRCAS@つくば)に行っていたUSM修士課程の学生、ハニスさんが11月3日にマレーシアに無事に帰国しました。研究だけでなく、日本の文化や様々な経験から多くのものを学び、そして多くの友達をつくって来てもらえたことと思います。日本での経験をSATREPS研究室の他の学生にも伝えていただき、本件SATREPSプロジェクトの成果にさらに貢献してくれることを願っています。

Bioeconomy Corporartion社がクルアン・パイロットプラントを訪問

2023 年 10 月 23 日、科学・技術・イノベーション省 (MOSTI)傘下のMalaysian Bioeconomy Development Corporation Sdn Bhdがクルアン パイロット プラントを訪問しました。 プロジェクトの概要を説明するとともに、プラントを視察しました。 プロジェクトのさらなる社会実装活動に向けて、バイオベースアキュムレーター(BBAプログラム)とBioNexus Statusについて話しをしました。

JICAマレーシアのUSM SATREPS 研究棟訪問

JICAマレーシア事務所の菅原所長と大井所員が2023年10月19日にUSMのSATREPS OPT研究棟を訪問し、マレーシア側研究代表者のスデッシュ先生とプロジェクトの進捗について協議を行いました。また、その前10月2日にはプロジェクト担当の江川所員もUSMを訪れ、USMでのプロジェクト進捗の確認、研究棟の視察を行いました。

JICA事務所のUSM 副学長への表敬訪問

JICAマレーシア事務所の菅原所長と大井所員が2023年10月18日にUSMのラフマン副学長を表敬しました。 SATREPS OPTプロジェクトへの協力に心からの感謝を表明し、また、AUN/SEED-Net(ASEAN 地域の人材育成のための大学ネットワーク)についての話をされました。

プランテーション・商品省への表敬訪問

同省のDato’ Zailani Bin Hj. Hahim(Deputy Secretary General)を表敬訪問致しました。プロジェクト進捗と研究成果の報告し、OPTやOPF(パーム葉)ほかを含むパームバイオマスの幅広い利用と普及に向けた積極的な議論を実施することができました。

マレーシア国立バイオテクノロジー研究所との会議

NIBMのラハ教授(CEO)と研究者との会議が2023年9月7日にマレーシア農業バイオテクノロジー研究所(ABI)で開催され、プロジェクト活動の報告と研究協力に向けた意見交換を行いました。

JICA事務所のクルアンプラントとパソ観測所訪問

2023年9月3日と8日の両日、JICAマレーシア事務所SATREPS OPTプロジェクト担当者の江川氏がクルアン・パイロットプラント(ジョホール州)とパソ観測所(ネグリスンビラン州)を訪問しました。

出光興産のクルアン・プラント訪問

2023年9月3日、出光のチームメンバーはクルアンを訪れ、工場を視察し、研究用のOPTサンプルの準備について話し合いを行いました。

名古屋市立大学よるUSM研究棟訪問

2023年8月30日、名古屋市立大学の板倉教授と学生6名がUSMのSATREPS OPT研究室を訪問しました。 小杉教授先生がプロジェクトの概要を説明した後、USMの学生がミルワームとバイオプラスチックの研究について説明し、SATREPS研究室を案内しました。

NEDOチームよるUSM研究棟訪問

2023年8月30日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のメンバーがマレーシア理科大学(USM)のSATREPS OPT研究棟を訪問しました。 小杉先生よりプロジェクトの概要について説明し、技術的な質疑応答が活発に行われました。

Sawit Kinabalu社がクルアン・パイロットプラントを訪問

2023年7月13日、サバ州のSawit Kinabalu社チームが当社のクルアンパイロットプラントを訪問し、OPTとパームバイオマスの効果的利用、排水処理技術についてクルアンの技術スタッフと意見交換しました。

パソのフィールド観察とUSMラボでの分析作業

JIRCASの近藤先生がパソでの観測とUSMでの土壌サンプル分析のためマレーシアを訪れました。OPTのシロアリによる分解過程で出るメタンなど温室効果ガスの観測や温暖化による影響調査などが順調に進んでいます。

Texchemとの会議

SATREPS OPTプロジェクト/OPTERAZは2023年6月7日にTexchemグループの小西会長およびTexchem Polymers社の研究者と面談しOPT/EFBの原料調整方法や調達、今後の協力の方向性について話し合いを行いました。

FRIM &SIRIMとの合同会議

2023年5月30日にFRIMにてFRIMおよびSIRIMとの合同会議を実施しました。4年目を迎えるプロジェクトの研究進捗の報告と意見交換を実施しました。

MPOBとの進捗会議

2023年5月29日、SATREPS OPTプロジェクトの小杉教授(プロジェクトリーダー)、スデッシュ教授(プロジェクトマネージャー)とメンバーは、MPOBのDatuk Dr. Ahmad Parveez Ghulam Kadir局長、Zainab Idris副局長及びSATREPSチームメンバーとの進捗会議を実施しました。

FELDAがクルアン・パイロットプラントを訪問

2023年5月24日、FELDAチームがクルアン・パイロットプラントを訪問し、USMのSudesh教授やクルアンの技術スタッフとOPTやパームバイオマスの有効活用について意見交換を行いました。

JICAからSATREPSプロジェクト車両が供与

SATREPS OPTプロジェクト(USM)は、2023年5月10日、JICAマレーシア事務所より三菱PAJERO Sports 4WD車を受領しました。2025年までのプロジェクト期間中、OPTサンプルやパーム苗木の運搬、アブラヤシ農園などでの現地調査など、プロジェクト活動に有効活用いたします。

JIRCAS発ベンチャーJDBSホームページ

JIRCASドリームバイオマスソリューションズ株式会社(JDBS)は、2022年10月に国際農林水産業研究センター(JIRCAS)からベンチャー企業として認定されました。また、このJDBSのホームページが公開されましたのでお知らせいたします (http://opt-jdbs.com)。

オイルパーム苗木の生育試験

OPTファイバーや化学肥料など異なる条件でオイルパーム苗木の生育試験を実施中です。日本での長期研修生、短期研修生が本研究に携わっています。

USM副学長への表敬訪問

2003年2月27日、SATREPS OPTプロジェクトの小杉教授(プロジェクトリーダー)、スデッシュ教授(プロジェクトマネージャー)、リー准教授とメンバーは、USMのProf. Dato’ Ir. Dr. Abdul Rahman副学長に表敬訪問を行い、プロジェクトの進捗を報告しました。

OPT投入によるチェンバー観察開始

ネグリスンビラン州、パソに位置するオイルパームプランテーションにおいて、OPTを投入してのチャンバー観測がいよいよ開始されました。シロアリによるOPT分解過程でのメタンガス発生の実態解明が期待されます。

アグロ・イノベーション展2022

2022年10月26日(水)~28日(金)、JIRCAS、IHI株式会社、パナソニックは「アグロ・イノベーション2022」にて、SATREPSプロジェクトをはじめとする研究活動を展示しました。本イベントは、日本の農業ビジネスのバリューチェーン全体に関わる最先端の技術や製品を紹介する専門展示会です。

第4回JCC会議

9月21日に第4回JCC(Joint Coordinating Committee)会合が開催されました(詳細はこちら)。マレーシア側からはUSM、MPOB、FRIM、SIRIM、MOHE、日本側からはJIRCAS、IHI、パナソニック、日新商事、日本大使館、在ペナン日本国総領事館、JST、JICAが参加し、JCCミーティングが行われました。

もっと見る

チャンバーシステムの設置

ネグリ・センビラン州パソのオイルパーム農園にマルチチャンネル・チャンバーシステムを設置した。このシステムを用いて、アブラヤシプランテーションの生物・物理循環(栄養・炭素循環)の評価を行う予定である。

JSTニュース 2022年7月号

JSTニュース2022年7月号に、JIRCASのSATREPS OPTプロジェクトが取り上げられた記事が掲載され、英語版も公開されました。

詳細を見る

プロジェクトチームがマレーシアを訪問

COVID-19による2年半の活動制限を経て、初めてプロジェクトメンバーが日本からマレーシアに渡り、KL、Penang、Kluang、Bintuluを訪問し、調査活動を行いました。日本大使館、JICAマレーシア事務所、SIRIM、Bousted Plantation、在ペナン日本国総領事館、USM、Texchem、OPTERAZ、Yong Seng Engineering、Sime Darby Research Plantation、BBC Palm Oil Mill、Verdastro等と面談を行った。

JSTニュース 2022年7月号

JSTニュース2022年7月号に、JIRCASのSATREPS OPTプロジェクトに関する記事が掲載されました。

詳細を見る

MoHEの監査チームがUSMを訪問しました。

2022年6月27日、ペナンのUSMにあるSATREPS OIL PALM RESEARCH LABORATORYを高等教育省の監査チームが訪れました。

OPT実用化

パナソニックは、このSATREPS OPTプロジェクトの開発技術を活用したPALM LOOPのサイトを公開しました。

詳細を見る

持続可能な産業の創出

2022年1月11日付の日刊工業新聞にJIRCASのSATREPSプロジェクトが掲載されました。

もっと見る

ByPalmaでOPTセッションを開催

2021年9月29日に開催されたByPalma国際会議において、SATREPS OPTプロジェクトセッションがオンラインにて開催されました。
現在、プレゼンテーションの動画とイベント後のレポートを公開しています。

PDFを見る

クルアンパイロットプラント

FRIM (Forest Research Institute Malaysia) のメンバーが、研究活動のためのOPTサンプル採取のため、Kluang Pilot Plantを訪れました。

詳細を見る

プレスリリース

パナソニック株式会社が、OPTを活用した再生木材ボードの技術開発に関するプレスリリースを発表しました。

詳細はこちら

クルアンパイロットプラント

パナソニック株式会社様より、OPTを利用した再生木材ボードの技術開発に関するプレスリリースをいただきました。

バイパルーマ会議

ByPalma Conference 2021にて、SATREPS OPTプロジェクトセッションがオンラインにて開催されました。

Kluangパイロットプラント

通産省の許可を得て、Kluangパイロットプラントがまもなく稼動します。

第3回JCC会議

第3回JCC(Joint Coordinating Committee)ミーティングが9月29日(水)にCisco WebexによるWeb Meeting Systemで開催されます。